株式会社小川環境研究所

2連培養テスト機

実験室用 活性汚泥培養テスト機

実験室規模の小スケールの活性汚泥処理テスト機に期待される最も必要な要件は、比較テストができることです。曝気槽容量が10L以下のテスト機では、実機とのスケール差が大きすぎて、1台のテスト装置の処理結果で、実機処理との単純比較はできません。したがって実機にそった基準となる処理と、条件を変えた処理と比較することにより、条件変更処理の相対評価をおこなうことが実際的です。

本テスト装置は、2台の同一仕様の培養装置を備えているので、1つを基準の処理に、他の1つを運転条件を変えた処理にして、比較テストを効率的に行うことができます。また、活性汚泥にはいろいろな処理方式があり、それぞれの処理法での比較も必要になります。本テスト装置は、仕切板を脱着することで、以下のテストが可能です。

  1. 標準的な連続式活性汚泥、連続式好気嫌気活性汚泥
  2. 各種回分式操作(回分式活性汚泥、回分式生物脱窒処理、嫌気好気処理、好気嫌気処理)

AS2の特徴

1)装置構成:連続式の場合曝気槽850cc沈殿槽550cc、回分式の場合、曝気槽1100cc
2)汚泥掻き寄せ機装着、間欠的なエアーフラッシングで汚泥の沈降堆積や汚泥の詰まりを防止。
3)運転条件は、PCの画面から自由に設定可能。
4)DO計またはpH計の計器の数値を自動読み取り可能
オプションで、以下の操作が可能です。

a.DO一定制御(曝気風量制御)
b.pH制御(酸、アルカリのどちらか一方添加制御)の機能付加
c.極低DO制御(DO≒0mg/l)

AS2の特徴
2連培養テスト機はパソコンと培養装置から構成。
培養装置は、アクリル曝気容器と汚泥掻き寄せ機、ポンプ、電磁弁等の機器類と温度調節装置一式
パソコンは、ソフトと一式と培養装置の機器そ操作するPCカードから構成

培養中のPC画面の典型例

培養中のPC画面

培養中のPC画面

No.1培養槽

連続式で運転。原水添加量は、定量ポンプの吐出量=7.5[cc/min] の原水添加ポンプ(チューブ式定量ポンプ)を120秒間隔で、5秒 間作動、で平均22.50[cc/hr]で添加。返送汚泥、処理水排出も同 様。60秒間隔で1秒間、180秒間隔で3秒間槽内をエアで強撹拌・ フラッシング。

No.2培養槽

回分式で運転。原水添加量は、定量ポンプの吐出量=7.5[cc/min]の原水添加ポンプ(チューブ式定量ポンプ)を120秒間隔で、5秒間作動、で平均22.50[cc/hr]で添加。返送汚泥、処理水排出も同様。60秒間隔で1秒間、180秒間隔で3秒間槽内をエアで強撹拌・フラッシング。
原水流入曝気を420分→空曝気を30分→静置を45分→上澄み液排水を45分→原水流入曝気のサイクルで運転。現在原水流入曝気中であと415分行うことを示す。

記録画面の出力例

培養中のPC画面

例えば、稼働中の活性汚泥の曝気槽の出口から活性汚泥混合液を採取し、TScheckerにチャージし、基準液とそのときの原水を測定すると、混合液のBODts(≒処理水BOD)と汚泥の活性と原水のBODtsと分解速度を測定することができ、活性汚泥の運転状態が定量的に把握できる。
※培養の運転条件はPCに記録されます。培養中の条件変更も[変更詳細]でみることができます。